本格的な1枚を作るなら印染めがおすすめ

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店先に吊り下げられる暖簾には、そのお店の名前やロゴなどを入れることも少なくありません。

営業をしているときには表に出し、していないときにはしまい込まれるこの布は、単なる日よけや人目よけ以上の意味がある存在です。

のれんの重要な役割

企業にとっては、看板のようなものであると言えるでしょう。

訪れる人が店内に入る前にまず目にするものであるため、第一印象に影響を与える大切な存在であるとも言えます。

そのような暖簾を作るときには、やはり質にもこだわりたいものです。
本格的な1枚の注文をする場合には、「印染め」という手法を用いて染めたものがおすすめです。

印染め(しるしぞめ)というのは、文字や記号などを染めつけることが可能な染色方法で、幕や風呂敷などさまざまなものを染色する際に使用されています。

白い生地を部分的に染めることができるのが特徴です。
色をつけない部分に糊を塗ることで、ロゴマークや文字などに生地の白い色を残すようにすることができます。

伝統的な技法であるため、本格派の趣ある暖簾を作ることができるでしょう。
豊富な経験と技術を持つプロの職人に依頼すれば、文字や模様の細部まで美しく表現することが期待できます。

企業の顔ともなる大事な暖簾

企業や店舗の名称やロゴマークなどを染めつけた暖簾は、看板の役割も果たしているアイテムです。
特に飲食店が多いですが、和風の趣きがある様々な店舗で活用されてもいます。

店舗の出入り口に多くある良く知られたタイプや軒先にかけている縦に短いタイプのもの、目かくしや日除けとして使われる縦に長いものなどがありますが、どれも店舗の存在をアピールする用途も兼ねているものです。

人目に付きやすいところで使われるものであるため、企業の顔とも言える役割を果たします。

企業の顔となる暖簾

そのようなことから暖簾は、その店舗に相応しいものである必要があるだけでなく、企業イメージを高める効果が得られるようなものに決めるのがおすすめです。

色を選ぶ際にはその業種に合っているものにすると、違和感がありません。
また企業の個性を表現し、象徴となるコーポレートカラーを使用するのも1つの方法です。

金属の看板では表現しにくいこともある、和テイストをアピールしたい企業に向いています。
様々な素材・手法で作ることができますが、訪れた人の注目を集めるアイテムとなるため質にもこだわる方が良いです。

その場合には豊富な実績・経験を持つ職人に依頼すると良いでしょう。